NPO法人アナイス

●特定非営利活動法人アナイス
この3月18日、アナイスは特定非営利活動法人の認可を受けました。

4月には登記を終え、正式に特定非営利活動法人としての活動を開始して早くも3ヶ月。
やっている活動はこれまでと変わらず、目標も同じ。
ボランティアはみんな、自分の仕事を抱えた上での二足のわらじ履きで、一生懸命頑張っています。

ホームページの更新もマニュアルの整備もままならぬ状態での法人化。肩の重みをずっしりと感じています。
とはいえ表には見えないのですが、会員も集まり始め、委員会もでき、少しづつですが着実に活動は進んでいます。

活動を通して感じてきた事は、ヒトと動物が共生していく為には、様々な入口があるけれども、行きつく所は「飼い主責任をどう果たすのか」ということに
尽きるのではないかということでした。
自分が一緒に暮らしている動物が緊急災害時に受け入れてもらえるかどうかは、社会のルールの中、動物が苦手な人への配慮ができた上で、
飼い主としてきちんと最後まで責任もって飼い続けていけるのか、
まわりに迷惑をかけないようなしつけや飼い方ができているのかどうか
にかかっていると思います。

「ヒトと動物が災害を乗切ること」=「普段から社会に受け入れてもらえていること」
その為には、飼い主が自分の飼育動物に対して正しい知識を持ち、動物に対して正しい愛情を注ぎ、飼い主責任を果たしていく。

「防災を考えると、日常に至る」。
「動物好き」だけではすまないことがある。
それをどう伝えていくか、これからのアナイスの課題です。

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