NPO法人アナイス


●心臓マッサージの仕方
右側を下に心臓側が上になるように寝かせ、心臓があるあたり(左前足の付け根の後ろ、助骨の数が数えられれば、6〜8番目あたり)を圧迫する。心臓マッサージが必要とされる時には同時に人工呼吸も必要なので、2人がかりでタイミングを合わせて行うとよい。くれぐれも息を吹き込んでいる間は心臓マッサージはしないこと。
小型の動物では強く押さえすぎないよう、大型の動物ではちゃんと圧迫できるよう強めに心臓マッサージを行う。
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☆心臓マッサージ(中・大型犬)
1.親指の付け根の膨らんだ部分を心臓マッサージの圧迫点に置き、もう一方の手を重ねる。
2.リズミカルに押す。一分間に80〜100回くらいのペースで。声を出して数えながら行うとよいでしょう。
3.10回ほど押したら1回人工呼吸を。脈拍が戻るまで繰り返す。
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☆心臓マッサージ(小型犬)
1.前脚の付け根のやや後ろあたりの胸を片手で挟んで(心臓を手のひらに包みこむようなイメージで)もむように、指で圧迫する。
2.1分間に100〜120回の速さで、リズミカルに押す。
3.心臓マッサージを5〜10回したら、人工呼吸を1回。これを脈拍が戻るまで繰り返す。
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