NPO法人アナイス

板橋区ヴィオスガーデン城山わんわんクラブ、パークシティ本牧 飼育を考える会 セミナー報告
平成19年11月18日、板橋区ヴィオスガーデン城山わんわんクラブ主催防災セミナー 「大地震のときどうする?」、続いて11月25日に横浜の、パークシティ本牧 飼育を考える会の勉強会に講師を派遣しました。
前回のセミナー「潮見駅前プラザ」と同様に、どちらのマンションでもペットクラブを組織し、日ごろから勉強会を行い、ペットを飼っている人のマナーアップや、ペットを飼っていない人とのマンション内の共生に取り組んでいらっしゃいました。
こうした日常からの取り組みこそ、避難時の共助や近隣からの理解に通じる重要な防災対策とも言えます。
ヴィオスガーデン城山も、パークシティ本牧も立地条件がよく、マンションの敷地内に一時的な避難場所や集合場所が用意できるのは、大きなメリットだと感じました。
また、パークシティ本牧では、飼育動物を同行した避難訓練を実施されており、積極的にひとと動物の防災を検討くださっていました。
マンションや集合住宅での防災のポイントは、前回のレポートでご紹介しましたが、そこでも取り上げていた、飼育動物についての正確な情報の把握は、両マンションでも苦労されているようでした。
いざという時のことがシミュレーションできる想像力が、災害発生時の応用力につながります。
大規模災害を具体的にシミュレーションしてみれば、自然と必要なこと、普段からやっておくべきことは見えてくるはず。
そのためにアナイスでは、被災地の現状を1人でも多くの皆様にお伝えするよう、日々活動しています。
こうした働きかけが、結果、ひとと動物の防災だけでなく、マンション内のルール遵守、言いかえれば、「ひとと動物の共生」につながっていくことを、心から願っています。


レポート J・I
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