「動物とともに避難する」NPO法人アナイス

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refuge災害が起こったら

災害別地震

地震

私たちにはいつ発生するかがわからないのが地震です。多少の予測がつくというものの、たいていの場合は突然です。だから日頃からの備えや心の準備が重要になってくるのです。

地震が起きた時、室内にいた場合まずは、

  1. ドアをあけるなどして避難経路を確保する。
  2. テーブルの下などに潜って落下物から身を守る。
  3. 火の始末をする。
  4. 揺れがおさまってから次の行動を考えましょう

まずは、テレビやラジオ、地域の放送などで情報の入手。落ち着いて周りの様子を確認します。
状況次第ですが、あわてて家から飛び出したりしないこと。
第一に家族が無事であるかどうかの確認。
次に動物たちの姿を確認し、状態を把握。すぐに避難に移れる準備をしておきましょう。

参考:用意しておくこと(リンク後送)

小型の動物はキャリーバッグに入れ、置き忘れて避難してしまわないように、そのバックの責任者を家族の中で決めて家を出る際には必ず連れて出ます。
大型の犬は、姿を確認したらすぐに引き綱をつけておきます。
動物と一緒に外出中であったり、動物を残して外出中であった場合は「状況別」の項を参考にして下さい。
運び出せない飼育ケースや水槽に入っている動物は、日頃から避難しなければいけない状況を考えて、個別の種にあった避難(輸送)の方法を考えておくべきです。

参考:地域でのコミニュケーション(リンク後送)

 

地震避難

注意することは建物やブロック塀の倒壊、揺り返しによるビルなどからの落下物、瓦礫や割れたガラスなどです。
歩く場所も考えなければいけませんし、犬の場合は脚の怪我にも注意しましょう。
概ねの動物はキャリーバックなどにいれられると思いますが、抱くことのできない中型~大型犬は自力で歩かなければいけません。
そんな時にはアウトドア用のシューズを用意しておけば役にたつでしょう。
ただし、普段から装着しなれていないと、靴を履くことで違和感を感じ歩けなくなってしまう子もいますから、日常から履く練習をしておく必要があります。

鳥や小動物のための運搬用ケージやキャリ-バッグは必ず用意しておきましょう。
いざというときは、段ボールなどの箱やボストンバッグ、洗濯ネットなどに入れて避難して下さい。
災害時のあたりの様子は普通ではありません。
そのまま抱いて逃げようとすると、物音や人に驚いて逃げ出す危険がありますし、避難所での生活にも支障が出ます。

海に近い方は津波にも注意して下さい。

また地震による延焼火災も大きな被害をもたらします。

「大丈夫そうだから、とりあえず動物は自宅に置いて避難しよう」これは最悪の事態を招く結果となりかねません。

 

リンク

新潟県中越地震(当サイト内)(リンク後送)

福岡県西方沖地震(当サイト内)(リンク後送)