NPO法人アナイス

●マイクロチップの注入
マイクロチップには、犬の鑑札のように動物の体表に装着する方式、あるいは注射器等を使用して動物の体内に直接注入する 方式等がある。
動物の体表に装着する方式は、その装着の有無が人の目で確認でき便利であるが、簡単に取り外しができるため、個体識別の 確実性を期すには不都合な面がある。
また、動物の体表に付着させる方式は、入墨などと同様に見た目に不快感を与え、動物愛護の観点からも問題を指摘する向き もある。
こうしたことから、脱落困難・取り外しが容易ではなく、人の目にも不快感を与えず、そして動物の個体識別が確実に行える体内 注入方式が好ましいと思われる。
1.注入器(インジュエクター・インプランター)
専用のディスポーザル(使い捨て)タイプのインジェクター(チップ注入器)の形状は各メーカーにより異なる。マイクロチップはあら かじめ針内に装填されている。(針の太さは12ゲージ前後である。)
2.注入者
マイクロチップの注入は獣医療行為にあたるので、基本的には獣医師にしかその注入はできない。
3.注入部位
犬やねこなどの動物については、背側頚部(正中線よりやや左側)の皮下への注入が一般的である。

●マイクロチップの読み取り
☆マイクロチップを読み込んだときの例
マイクロチップとは?で説明した通り
「3921410********」(最後の8桁は個体識別コード)と表示されました。
国番号:392=日本
動物コード:14=ペット
ディーラーコード:10=富士平工業
個体識別コード:********
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