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防災意識アンケート調査集計報告 

アナイスでは昨年の10月26日、東京都にある砧公園で実施された世田谷動物フェスティバルの会場で来場者に対し防災意識調査を実施しました。
アンケートにご協力いただいた方は382名。
今回の調査では動物飼育者だけではなく、動物を飼っていない人や苦手な人にもご意見をいただきました。
アンケートを集計した結果から言えることは、人のための防災意識のある家庭では、日頃からの話し合いが行われており(グラフ1)、避難用品の備えや、家庭内での防災対策もされている(グラフ2、3)ということです。「同行避難」(※災害発生時に避難先に飼育動物を同行すること)という言葉を知っている 方が25%いらっしゃる(グラフ4)のも、4人に1人が知っていると考えれば、災害時の飼育動物の避難のことが意識されつつある結果といえるでしょう。
グラフ、日頃の災害についての話合い グラフ、防災用品の備えについて グラフ、家具などの防災対策について グラフ、「同行避難」という言葉について

避難用品に動物の為のものを含めて準備されているご家庭もあり、全体的に見て動物の防災に対する意識はけっして低いとは言えません。自分達の避難先を把握できている方の多くが、飼育動物を「一緒に連れて行く」と答えています(グラフ5、6)。これは、飼育動物が家族と同様に大切にされていることの表れでしょう。それに対し、地域行政が飼育動物の同行避難を認めているかどうかを確認していない人がほとんどというのは残念な結果です(グラフ7)。
グラフ、近くの避難場所について グラフ、災害発生時について グラフ、地域の同行避難について

飼育動物の「同行避難」を受け入れてもらう為にも地域の行政に対し、飼育動物の同行避難対策など、どのような取り組みがなされているか状況を問い合わせ、飼育動物の防災対策に一石を投じる必要があります。また「同行避難」を受け入れてもらうためには、動物を飼っていない人や苦手だと思う人に対しての配慮が必要になります。避難所で一緒に過ごす人たちが「避難所での動物飼育者のマナー」や「鳴き声や臭い」「病気について」不安に思われるのは当然のこと。人と動物が災害を乗り越えていけるよう飼い主の責任を自覚し、日頃から必要なしつけや健康管理、日常生活における地域社会での受け入れを心がけましょう。そこがスタートなのです。
また地震が頻発している宮城県でのアンケート調査も実施しております。被災地の生の声が集まっておりますので、この集計結果もまとまりしだいホームページ上にてご報告いたします。


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