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ハンディーキャップのある方

人のハンディーキャップを補うためにヒトと暮らす動物もいます。


災害時の対応についての電話調査では、

[日本盲導犬協会]  特になし

[アイメイト] 候補犬は収容、保護する施設の用意があるが、使用者の元へ行った犬に関しては、全国に散らばっていることもあり、協会の方で場所を用意して避難指示を出したりはせず、その地域で犬の助けを借りながら、その地域での対策方針に従って避難や救護を受けていただいている。

[聴導犬協会] 災害時に協会で収容したり保護を受けられる施設を紹介したりと言うことはないが、犬が使用者の元へ行った初日及び初期に、聴覚障害者及び聴導犬がいることのアピールを力を入れて行い、家のドアのノック、ファックスなど、犬が使用者に伝えやすい形で知らせてもらえるよう、体制作りをする。消防車や救急車などのサイレン音にきちんと反応する訓練をしている。その地域での救援活動がスムーズに受けられるように、ということに重点を置いていて、協会として使用者の元に行った犬のことで動くのは、犬自身になにかあったとき。

[介助犬(本部:大阪)] 特になし


という回答をいただきました。

確かに全国にいらっしゃるユーザーのフォローは難しいと思います。
地震や噴火などのユーザー自身がはっきりと認識できる災害なら、ご自分の判断で避難するなり救援を呼ぶなりできるかと思いますが、忘れがちなのが水害です。
雨が降っているのは知っていたけど、床下まで浸水しているのには気づかなかったという経験をなさったことのある方は結構いらっしゃるのではないでしょうか。

視覚のハンディーキャップをもたれた方は、増水により白杖も盲導犬の働きも妨げられてしまいます。行政も支援団体も一生懸命にフォローはなさると思いますが、まずはタイムリーに救援の手が差し伸べられ、災害という状況下から少しでも早く安全に避難できる手助けが、身近なところからできれば良いのにと思います。

たとえ動物との関わりあいがなくても、ご近所同士助け合うという感覚があれば、それがたまたまハンディーキャップを持った方だったり、人の為に頑張って働いている犬の救助になったりする。
「あそこに介助犬と一緒に暮らしている方が住んでる」とか「あの人を“助けて”あげなければ」と意識して気負うのではなく、思いやりの部分で助けあうことがANICEのスタンスです。

災害発生時、緊急を要する規模であればあるほど、自分と自分の家族や動物の避難の事で精一杯だと思います。
自分の避難の足を止め、リスクを負ってまで救助活動をしてくださいとは言えません。
でももしも、自分にゆとりがある場合は「大丈夫ですか?」と声をかけ、避難所までの誘導をお願いします。


 


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