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マイクロチップとは? - AIPO - 現状 - メリット - 注入と読取 - データの登録と照会 - 導入の流れ - 導入事例 - FAQ |
マイクロチップの注入 |
マイクロチップには、犬の鑑札のように動物の体表に装着する方式、あるいは注射器等を使用して動物の体内に直接注入する方式等がある。 動物の体表に装着する方式は、その装着の有無が人の目で確認でき便利であるが、簡単に取り外しができるため、個体識別の確実性を期すには不都合な面がある。 また、動物の体表に付着させる方式は、入墨などと同様に見た目に不快感を与え、動物愛護の観点からも問題を指摘する向きもある。 こうしたことから、脱落困難・取り外しが容易ではなく、人の目にも不快感を与えず、そして動物の個体識別が確実に行える体内注入方式が好ましいと思われる。 1.注入器(インジュエクター・インプランター) 専用のディスポーザル(使い捨て)タイプのインジェクター(チップ注入器)の形状は各メーカーにより異なる。マイクロチップはあらかじめ針内に装填されている。(針の太さは12ゲージ前後である。) 2.注入者 マイクロチップの注入は獣医療行為にあたるので、基本的には獣医師にしかその注入はできない。 3.注入部位 犬やねこなどの動物については、背側頚部(正中線よりやや左側)の皮下への注入が一般的である。 ●特定外来生物に対してのマイクロチップ装着方法(獣医師向け) 環境省の自然環境局、外来生物法のサイトに掲載されています。 http://www.env.go.jp/nature/intro/8mc.html |
マイクロチップの読み取り |
●マイクロチップを読み込んだときの例 マイクロチップとは?で説明した通り 「3921410********」(最後の8桁は個体識別コード)と表示されました。 国番号:392=日本 動物コード:14=ペット ディーラーコード:10=富士平工業 個体識別コード:******** ●リーダーの種類 リーダーにはハンディタイプのものから設置式のものまで、各メーカーごとにでさまざまな種類がある。 ●互換性 ISO規格のリーダーであれば、他社のマイクロチップであっても、ISO規格のマイクロチップを全て読み取る事ができる。 |
ハンディ型リーダー |
●ハンディ型リーダーの価格について リーダーの値段は商品や購入場所により、差があるかと思いますが。 某動物病院院長によると、ハンディタイプが1台31,500円(消費税込み)との事。 ▼デジタルエンジェルス社▼ ☆ライフチップリーダー 寸法:170mm(L)×80mm(W)×32mm(H) 重量:285g(バッテリー重量含む) 電源:単4アルカリ乾電池×4本 表示装置:16桁液晶ディスプレイ ▼データーマース社▼ ☆ミニマックスU
☆アイマックス (I MAX) ☆スティックリーダー ☆マルチリーダー (ISOMAXV)
☆マルチリーダー (ISOMAXW) ▽各製品の仕様▽
*2:RS232C用ケーブルは別売 ▼アビッド社▼ ☆ミニトラッカーU ☆棒状リーダー ☆パワートラッカーY ▼トローバン社▼ ☆ポケットリーダー ☆マルチリーダー |
据置型リーダー |
●据置型リーダについて 動物管理センターなどで頭数が多い場合、又ハンディリーダーによる読み取りが困難な場合に有効である。動物が通り抜けるだけで記録情報を読み取ることができ、コンピュータと接続し、ネットワークシステムなどへの発展も可能である。感度は非常によく、悪条件下でも確実の情報を読み取ることができる。寸法は大中小とあり、大型犬から猫まで対応できる。 その他、形態として壁方、のれん型、人も一緒に通れる大型ゲートタイプなどもある。 現在の設置状況についてはこちら 据置型リーダーについて詳しくはこちら |